

ダイエットをする時は、ダイエット期間を短くメリハリをつけて、一気に痩せたほういい?それとも長い時間をかけてゆっくり落としていく方が良いのでしょうか?
そんなお悩みにお答えします。
ダイエットをやるなら短期で?長期で?どちらがいいの?
ダイエットにも色々な方法が世の中で紹介されていて、中には『1か月で10キロ減!』など短期で大幅に痩せられるとされる方法も目にすることがあります。
どうしても数字的なインパクトが強い分、短期で痩せる方法が魅力的に見えてしまいがちですが、基本的には長期で行うことをおススメします。
それは一体どうしてなのか?それぞれのメリットとデメリットを合わせてお伝えしていきます。
長期ダイエットの特徴

メリット
なんといってもリバウンドのリスクが低いことが一番のメリットです。
仮に短期で大幅な減量に成功したとしても、体がその状態を維持できる準備ができておらず、反動で食べてしまう可能性が高いです。
体は生活のリズムや環境に適応していきますが、やはり時間がかかるため、長期で行う方が、体への負担を減らしつつ無理なくダイエットを続けることができます。
さらに、ダイエットが習慣づきやすいというメリットもあります。
日常、歯を磨いたり手を洗ったりするとき、何も考えないですよね?体が覚えているので、無意識に出来ているはずです。
ダイエットも同じで、長期でコツコツ積み重ねていくと、取り組んでいる内容が日常化します。そして、それが最高の状態とも言えます。
日常化して、習慣として体に染みついてしまえば、その後は特に頑張る必要がなくなるんです。
だって、自然にやってしまっているんですからね。
たまにこういう会話をみかけませんか?
A『Bさん、スリムだね!何かやってるの?』
B『特にしてないよ』
A『え~、ホントに?羨ましいなぁ』
Aさんが痩せたくて悩んでいる人だったとしたら、少しイラっとする会話かもしれませんね。
確かに、体質で痩せている人もいるでしょう。しかし『本当に何もしていない(あくまでBさんにとっては)』というケースもあるんです。
Bさんにとっては、エクササイズが日課かもしれません。
食事量も無意識に調節しているのかもしれません。
しかし、習慣化してしまっているので、
『特別何かをやっているつもりはない』のです。
このように長期で取り組むことで、体型維持に役立つ習慣を手に入れられるかもしれません。そんな状態を目指したくありませんか?
ぜひ無理なく続けられそうなことを見つけ、長期で取り組んで習慣化していってください。
デメリット
何といっても、時間がかかることです。
- ●日後までに痩せたい!
- ●月までに痩せたい!
- ●●(イベント)までに痩せたい!
といったような、期限が決まっている場合は対応できないかもしれません。
むしろ、期限が迫ってくるにつれて焦りが生まれ、無理をしてしまうかもしれませんので、不向きと言えます。
長期でダイエットを取り組んでいく場合は、最低でも半年くらいは確保するようにしたいところです。
例えば、来年の夏の事を考えるなら、今年の冬から何か始めるのがおススメです。
短期ダイエットの特徴

メリット
長期ダイエットのデメリットとは反対で、直近で痩せなければならない場合に間に合わせられる可能性があります。
逆に言えば、それくらいしかメリットがありません。体重だけを落とすためだけに、代償となるものが多いのです。
デメリット
長期ダイエットのメリット部分でも触れましたが、短期で痩せるとリバウンドする可能性がとても高いです。
短期で痩せるなら主に食事制限がメインになりますが、空腹を侮ってはいけません。人間そんなに我慢は続けられませんので、一度我慢のダムが決壊したらあっという間です。
何か用事があって期限を決めて減量している場合、用事が終わってからリバウンドするのであればまだいいかもしれませんが、最悪それすら失敗してしまうかもしれません。
体も急激な変化を続けると負担がかかり、健康面や美容面まで損なってしまうかもしれません。
仮に短期のものに取り組む際は
『食べる量はいきなり0にしない』
『減量後は一気に食べる量を戻さない』
最低でもこの2点は気を付けるようにしましょう。
ダイエットをやるなら短期で?長期で?どちらがいいの?あとがき
いかがでしたでしょうか?
ダイエットを考えているなら、基本的には長期的に取り組んでいくことが大切です。
一方で、やむを得なく短期間で痩せないといけないケースもあるでしょう。
そんな場合も、なるべく体に負担のかかるペースは避け、減量後もリバウンドのリスクを抑えられるように工夫していきたいところですね。
この記事が参考になれば幸いです。
それでは。