長時間デスクワークに集中。気が付いたら体がだるい。
日常パソコンで仕事をしていて、ふと気づくと体がバキバキになっている時ってないですか?

集中しすぎて無意識に体が前のめりになってしまったりと、姿勢が悪いことは自覚している…
気づいてその場では姿勢を正してみるものの、
気が付いたらやっぱり猫背になっているものですよね。
パソコンをしていて体が前のめりになったり猫背になってしまう原因とは?
そもそもなぜ姿勢が悪くなってしまうんでしょう?
それは、体の位置に対して、パソコンやモニタの位置に問題があるからです。
極端な例ですが、自分が今チェアに座っているとしましょう。
で、パソコンディスプレイが地面に直置きしてあるとします。
この状況でパソコンの画面を見るのってかなり無理がありますよね。

パソコンのモニターは机に置くでしょ(笑)
そう、当たり前ですよね。
とてもじゃないですけど地べた直置きじゃ無理に決まっています。
だったら高さ30cmくらいの机に置けば大丈夫でしょうか?

そんな低い机じゃ作業はできないわ!
そうですよね。
チェアに体を預けている状態では、地べたに置こうが20cmばかりの机に置こうが大して変わりません。
無理に体を曲げて、画面をのぞき込まないと何も見えませんよね。
それでは体が疲れても無理ありません。
デスクワークで疲労をためないポイントは、机や椅子の高さに気を付けよう
パソコンをしていて悪い姿勢に誘導してしまう原因、それは作業環境にあります。
- 机の高さが 椅子に対して合っていない
- 椅子が高く、両足が浮いている
- ふんぞり返りやすいような椅子に座っている
といったような形です。
いずれのケースにおいても、数cmくらいの本当にわずかな違いが、
体にダメージを蓄積していきます。
3つ目の「ふんぞり返りやすいような椅子を使っている」場合も
ふんぞり返らなければいいわけですが、
そもそも「ふんぞり返らないように気を付けないと」なんて思いながら、目の前の作業に集中できるわけありませんよね。
だから、自分に合った椅子を探すというのもとても大切という事になりますね。

同時に机に関しても、高さに気を付けて選ぶと失敗がなさそうです。
椅子と机を変えられない環境ならどうすべき?
机と椅子を見直すという話をしましたが、職場などではそうはいきませんよね。

その場合、他の方法で高さを調節する必要があります。
例えばパソコンをするなら…
- ノートパソコンの場合…ノートパソコンスタンドで設置の高さやキーボードの傾斜を変える
- デスクトップの場合…モニター台でディスプレイの高さを変える
といった具合ですね。
たった5cm変えるだけでも劇的に楽になることもありますよ。
いずれの場合も1000~2000円くらいで手に入るものも少なくないので、
自宅で机や椅子を変えることが難しい場合も選択肢になりますね。
パソコン以外においても、腕やひじの下にクッションを置いたりと、
良い姿勢を維持するための手段はいくらでもあるので、色々試してみるのも面白いですよ。
ぜひ作業環境の見直しをして、余計な疲労をためず、いい仕事をしてくださいね。
