

足を伸ばした時に、左右の足の長さが違うようで、ひざの高さが全然違います。どうやったら改善できますか?
そんなお悩みにお答えします。
足の長さが左右違うのは何が原因?どうすればいいの?
体を支える土台となっている足の長さの違いは、思っているよりも大きな問題です。
足の長さが違うと、その差のバランスを取る為に骨盤の歪みや傾きが起こり、連動して上半身にも歪みが生まれます。

これらの歪みによって、腰痛をはじめ、肩凝りや首コリといった、体の不調が引き起こされるのです。
それでは、こういった足の長さの左右差を改善するには、一体どうすればいいのでしょうか?
足の長さの違いを引き起こす原因と対処法を書いていきます。
足の長さの違いが生まれる原因とは?

足の長さに左右差が出来る原因としては、先天的だったり骨折などのケガ、小さいころからやってきたスポーツ動作によるもの等が考えられます。
しかし多くの人は、生活上の動作のクセによる骨盤の歪みによって引き起こされます。
この場合は、日常の体の使い方を改善する必要があります。さらに具体的にいえば、体の使い方において、左右差をなるべく小さくすることが大切です。
足の長さが左右違う場合の対処法は?
骨盤のゆがみを取るエクササイズやストレッチなどを行う方法が一般的です。
ただし、これらはポーズや形だけ真似をしたやり方をしても、余計に歪みや左右差が生まれたり、体を傷めてしまう可能性もあるので、今回は割愛します。
そのため、今回は脱力によって力みを取る方法をおススメします。

上のイラストのように目をつぶって意識を骨盤に集中してみてください。骨盤の左右どちらかに、力や体重が偏って乗っていないでしょうか?
よく観察しないと、自分の体の力みに気づくのは難しいですが、もし気になる部分が発見出来たら、その部分の力を抜いてみましょう。
この場合、短パンのように膝や足先が見える服装で、全身鏡の前に立つと分かりやすいです。全身鏡は意外と便利なので持っておいて損はないですよ。
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全身鏡がなれけば、長座状態でもいいですよ。
もし骨盤の傾きや歪み、偏った力みが原因の場合、上手に力を抜くことができれば、それだけで膝の高さや足の長さがある程度揃ったりすることもあります。
ぜひ一度試してみることをおススメします。
力を抜くと言っても意外と難しく、最初はうまくできないかもしれません。しかし、出来るようになっておくと良い事が沢山あるので、毎日5分でいいので、時間を作り練習や継続してみてください。
※すでに腰痛の症状が出ているなら、足先にも問題があるかもしれません。こちらのページも参考にしてみてください ⇒ 左右どちらかだけに出る腰痛、足が原因かも?今すぐできるチェック方法と対策3つ
足の長さが左右違うのは何が原因?どうすればいいの?あとがき
いかがでしたでしょうか?
足の長さの左右差には様々な原因がありますが、多くの場合は習慣化している体の使い方によるものです。
一度骨盤の重心のズレや力み具合などをセルフチェックしてみて、気が付いたことがあれば、毎日ズレを修正していきましょう。
体に染みついた歪みを治すわけなので、最初は色々違和感を感じるかと思いますが、足を組むのをやめたり横すわりをやめるなど、出来ることから少しずつやっていけば大丈夫です。
ぜひ意識してみてくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。
それでは。